これからは知識ではなく〇〇を生かせ!

人間は他の動物と比べて知性の脳である
大脳新皮質が非常に発達した動物です。

そして、これまで人類は
この発達した大脳新皮質を
フルに利用して多くの知識を
学び進歩し続けてきました。

この、我々人間の知識というのは
一人で身につけたものではありません。

多くの先人が思考錯誤を繰り返し
学んだ中で正しいものは何かを追究し
後世の人に残してくれたプレゼント、
それが我々現代人の知識です。

その為に、いつの時代でも
先人より後世の人間の方が
多くの知識を持っているものです。

そして、

この知識の有無があらゆる時代で
人の能力差になっていました。

その為に人間はいつの時代でも
一生懸命勉強して知識を付ける
事を目指してきました。

この知識習得の重要性は時代によって違います。
今とは違い一般の人々に教育の行き届いていない
江戸時代や明治、大正時代には、知識者は、
その知識を他人に教えるだけで尊敬されました。

 

この時代は知識があるという
事だけでよかったのです。

そして、教育が行き届いた
昭和の高度成長期の時代になると
知識は人に教える為に必要というよりも、
自らが他人に説得力を持つ話を
する為に必要な武器になりました。

この時代は人を説得する為に
多くの知識が必要だったのです。

しかし、バブルが崩壊し、今までの
常識が通用しなくなった能力主義の
ビジネスマンプロ化時代のこれからは、
知識はコンピューターでも持っています。

昔とは違い知識が人一倍あるという事
だけでは何にもなりません。

これからの時代は知識は生産性を上げる為、
結果を出す為のみに必要とされています。

むしろ知識があって結果を出さない人は
『言う事だけは一人前』と知識がある事が

逆に最悪の人と見なされる
時代がやってきたのです。

つまり、今の時代は知識を生かして結果を出す
『チエ』が求められているのです。

今こそチエを発揮する時です。
知識は先人がくれたプレゼントであり
『チエ』は環境がくれたプレゼントなのです。

 

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