本気とは魂の判断である!
人間が、何かを成し遂げようと
する時、絶対に必要な条件が あります。
それは、 己を犠牲にしても
やり抜く という「覚悟」です。
大きな成功はこの「自己犠牲」
の上に成り立っているのです。
自己犠牲には、 人に言われて
仕方なく行う 「消極的自己犠牲」と、
自らの意思で自分を追い込む
「積極的自己犠牲」があります。
「本気」になった人がどんな逆境に
立たされていても辛くないのは、
彼らが自分の意思で物事に
取り組んでいるからです。
一流の人間であれば、
ワクワクしながら自分を
追い込むはずです。
ゴールのイメージがハッキリと
見えているため、心の底から
ワクワクしています。
面白いことに、人間の脳は、
ゴールが見えていれば、
苦しみも楽しみに
変えてしまうのです。
人に指示されて
「仕事だからしょうがない」
と嫌々やるような
「消極的自己犠牲」からは
何も生み出すことができません。
強要されたり義務感から行う
「消極的自己犠牲」が
生み出すものは喜びも
感動も存在しません。
魂が嫌がっていることは、
ストレスになるばかりで
何も良いことはないのです。
人の物事への取り組み方の
レベルには、以下のように、
3種類あると、私は
常々申し上げております。
1.いい加減
2.一生懸命
3.本気
いい加減とは、指示された事を
やらずに好き勝手行う事を言います。
一生懸命とは、 物事に対して
真面目に取り組んではいるけれど、
ワクワクした気持ちではなく、
義務感で行っている状態です。
そして、本気とは、
覚悟を決めて物事に
取り組む姿勢であり、
逃げ道を絶つ事です。
経営者でいい加減な人間は
いないかと思います。
しかし、
損得ばかりで意思決定を
行っていたり、そこだけに
一生懸命な人は、
仕事に対して ワクワクした
気持ちではないでしょう。
それでは、ストレスが大きくなり、
いずれは行き詰ってしまいます。
他人から何を言われようと、
どう見られようと、
例え「アホ」「変態」「変人」
だと言われようと、
覚悟を決めて本気で
行う事が出来る人間。
そういう人間だけが
真に高いレベルまで
行くことが出来るのです。
繰り返し申し上げます。
人が何かを達成する時は、
必ず本気で物事に取り組んでいます。
「本気とは、魂の決断です。」
魂が「やる」と答えたら、
迷いなく前に進むのです。
いい加減や一生懸命には
限界がありますが、
本気には限界がないのです。